スーパーカブ110

車種選びの時にスーパーカブの事を調べていた時、HondaGO BIKE RENTALというものがあることを知りました。また、「バイク人生はカブに始まる、カブに終わる」という言葉を知り、バイクを購入する前に一度カブに乗ってみようと思いました。免許取得後の公道デビューをレンタルバイクで、という我ながら無茶なことをやってきました。

去る7月5日、スーパーカブ110をレンタルし、一日走ってきました。

お借りしたのは天気の子Verのもの。当時はまだ受注販売の話は発表されていませんでしたが、受付の際に「実は月末に～」というお話がありました。

さて、そのスーパーカブ110、実際に走らせてみると大変楽しいバイクでした。クラッチレバーが無いため発進に気を使う必要はなく、また車重も軽い(99kg)ために停車時の取り回しも楽でした。そして、軽い車重に合わせてシート高も735mmと低いために信号待ちで苦労することもなく、快適に都内を走ることができました。

肝心の走行についてですが、スペック表的には8馬力と非力な印象ではありましたが、都内の交通の流れに乗るには不足はありませんでした。しいて難点を上げるとすれば、前ブレーキが想像より効かなくて驚いたことくらいでしょうか。

ある程度操作に慣れてからは以前住んでいた家からよく遊びに行っていた所へ行き、久しく食べていなかったお店のラーメンを食べてきました。

お店は西麻布の赤のれん。豚骨ラーメンを楽しんできました。以前食べた時はもっと濃く感じたんだけどな、と思い出を振り返りつつ。こちらのお店、駐車場はありませんのでバイクで行く場合はご注意下さい。

そんなこんなで1日楽しく都内を走り回り、返却前にガソリンを満タンにしたところで驚くことになりました。会計は170円程度、つまり2リットルも消費していなかったのです。メーターは記録を残していなかったので正確な走行距離はわからないのですが、恐らく60km程度は走ったのではないかと。

CB250Rが納車になった後から振り返っても、先に乗っておいて良かったと思います。最初から大型のキャリア付いていて荷物の積載に困ることもなく、バイクを楽しむ最低限のスペックもあり、実用性と楽しさが素晴らしいバランスで両立されていると思いました。

最後に、スムーズなシフトダウンを身に付けられなかったことが悔しかったです。返却後偶然通りかかったスーパーカブがカチャンカチャンと2速分キレイにシフトダウンをしてからT字路を曲がった姿を見て、熟練者ってすごいんだなぁと思いました。